【レビュー】HyperX Cloud II【ヘッドセット】 |
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Kingston社よりHyperX Cloud IIを提供いただきましたのでレビューをさせていただきます.AVAで一週間弱使用してのレビューとなります.
はじめに
”音で戦場を把握するサウンドプレイ”と”VCを使ったチームプレイ”が重要なAVAにおいては,ヘッドセットとサウンドカードは一番妥協してはいけないデバイスです.しかしサウンド環境にこだわればキリがなく,欲を言い出せば予算がいくらあっても足りません.HyperX Cloud IIはこれ一つで最高のサウンド環境を提供してくれるので,サウンド環境構築に失敗したくない人におすすめです.またどんな場所でもPCによらずUSBを繋ぐだけですぐ使えるHyperX Cloud IIは,オフラインのイベントや大会を意識する人にもおすすめです.
まず製品の特徴を説明します.実際の装着感やAVAでの定位感は最後に.
製品の特徴
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USB接続サウンドカード
HyperX Cloud IIはUSB接続のヘッドセットとなります.USB接続ではPCのサウンド環境の影響を受けません.これは利点にも欠点にもなります.まずPCにサウンドカードを搭載している方はそれを利用することができません.一方で,サウンドカードを搭載してない(オンボード)の人でもHyperX Cloud IIを使うだけで高音質の環境を手にすることができます.さらにPCの影響を受けないので,オフラインの大会やイベント会場でも家と同じサウンド環境でプレイすることができます.
バーチャル7.1chサラウンドサウンド
バーチャル7.1chサラウンド,つまりまるで自分の周りに7つのスピーカーがあるような環境を作り出してくれます.バーチャルなので,実際にスピーカーが7個入ってるわけじゃありません.ステレオ(2.1ch)サウンドによる再生も可能で,USBサウンドカードと一体になってるコントロールボックスのボタンひとつで7.1chサラウンドとステレオサウンドの切り替えが可能です.AVAでの使用感は後述します.
エンハンスドデジタルマイク
ノイズ&エコーキャンセル機能付き.クラン戦やフレマッチのときにVCで使用しましたが全く問題ありません.手元のコントロールボックスにあるボタンひとつでマイクミュートにできるのはもちろん,マイクのボリュームも変更することができます.AVAは裏画面に行くとエラー落ちしやすいので,手元でスピーカーとマイクのボリュームをすぐに調整できるのは助かります.
革製密閉型イヤーカップ&布製開放型イヤーカップ
デフォルトでは革製の密閉型イヤーカップが装着されていますが,布製の開放型イヤーカップが付属します.密閉型イヤーカップは遮音性が高く,生活音やキーボード音などの雑音がサウンドプレイの邪魔になることはなく,逆にゲーム音が漏れてマイクが拾ってしまうこともありません.密閉型でも窮屈な感じやムレる感じは別にしませんでしたが,夏場などで気になる場合は開放型に替えてみるといいかもしれません.
ハードウェア駆動
HyperX Cloud IIはUSB接続サウンドカードによるハードウェア駆動のヘッドセットで設定用のソフトフェアドライバがありません.HyperX Cloud IIを使用するには,サウンドの設定から”HyperX 7.1 Audio”を規定のデバイスに設定するだけです.ソフトウェアドライバが必要なく設定も簡単なので,オフラインの大会やイベント会場でのデバイス交換をスムーズに行うことができます.一方で細かな設定をすることはできず,イコライザーによるサウンドの調整もできません.
PS4やXbox One,種々のモバイル機器に接続可能
PCとはUSBで接続しますが,その他3.5mmオーディオジャックのあるデバイスにも接続可能です.ただし,スピーカーとマイクが1本の3.5mmミニプラグにまとまっているので,フツーにスピーカーの穴とマイクの穴にプラグを挿してヘッドセットとして使うってことはできません.
以下,一週間弱使わせていただいての感想です.(※個人の感想です)
装着感
今まで使ってきたヘッドセットの中で一番快適です.付け心地が良いというより,付けてることが気にならないって感じ.締め付けは緩めですが,緩すぎてグラグラするってこともありません.今まで自分が使ってきたヘッドセットは,使い始め数日は長時間使用すると頭が痛くなったり気持ち悪くなったりして,しばらく慣らす期間が必要だったんですが,このHyperX Cloud IIは使い始めた日に6時間以上連続で使っても全く不快感がありませんでした.
AVAでの使用感(バーチャル7.1ch)
はっきり言いますが,HyperX Cloud IIのバーチャル7.1chサラウンドサウンドはAVAに合いません.まぁそもそもAVAのサウンド自体がステレオで,7.1chには対応してないので仕方ないわけですが….AVAで7.1chモードを使うと,常に「残響効果」がONになったような篭った音になります.また致命的なのは,音源までの距離が同じでも正面にある場合より真横にある場合のほうが音が大きくなることです.このせいで距離感がむちゃくちゃになります.
AVAでの使用感(ステレオ)
ステレオで使用した場合の定位感はかなり良いです.クラン戦をしていても,他の人には聞こえる音が自分には聞こえないってことはありませんでした.逆に,自分には明らかに聞こえてる音が他の人には聞こえてなかったって場面は多々ありました.前述の通りイコライザーによる調整はできませんが.サウンドプレイで不要な低音が強すぎたりはしないので,調整しなくても特に何の問題もないです.
まとめ
【利点】
○USBを繋ぐだけで最高のサウンド環境に
○快適な装着感と遮音性の両立
○バツグンの定位感(ステレオモード)
【利点にも欠点にも】
△サウンドカードを持ってる人はそれを利用できない
△イコライザーによる調整は不可.でも調整は不要.
【欠点】
×AVAと7.1chモードの相性は悪い
リンク
製品の詳しい仕様はこちらで見られます.購入サイトへのリンクもあります.
記事に使った画像の多くはこちらの動画からキャプチャーしたものです.
本製品の長所と短所,従来製品との比較がわかりやすいです.
レビューが簡潔でわかりやすいです.
いわゆる箱開け動画のような記事.製品の写真が多数あります.
ツイートして共有してもらえると幸いです!( `・∀・´)ノ
Author:ふるなん
AVAやってます.いつでも全力でプレイしています.ワダすAVAでふざけた事ないです.
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